あなたは九星気学を知っていますか。年頭に神社やお寺で配る暦にでてくる方位が八角方位版盤に
でてくるものを九星気学と呼び、生まれ年から割り出した本命星により吉方位、凶方位などを導き出し
家相にも用いられている日本では割合ポピュラーな占術です。
私は長年この九星気学を身近に活用して人生を好転させてきましたが、そこに至るまでそれはもう大変な紆余曲折がありました。
引っ越しや家相を全く気にしないという方も多いと思いますが、実際に凶方位犯して最悪の事態を何度も経験した私の体験談お伝えしたいと
思います。
目次
私が九星気学を学んだ道のり
私は母親の影響で幼い時から神社やお寺などとてもよくお参りする環境で育ちました。気学の
先生とご縁をいただき、その先生が主催する気学の勉強会に参加してするようになりました。
その先生は方位取りを熱心にされる方だったので、初めは何がなんだかわからないながらも
先生に従って方位取りをするようになりました。
はじめて方位取りした神社は熱海の来宮神社だったことを覚えています。
凶方位を犯した私の失敗とは
せっかく方位や気学の勉強をしていたのに、その経験を全く生かそうとせず私は大失敗してしまいました。
家を建てるという話が持ちあがった時、すでに購入していた土地に建築する段になり、焦ってしまい私にとって一番悪い時に
その凶方位を無視して話をすすめてしまったのです。
若いってある意味自分の力を過信してしまう部分もあると思います。
多少影響出てもなんとか乗り越えられるのではとタカをくくっていました。
実際に建築する段になるとまあ凶作用のでること、まず工事を請け負った大工さんの棟梁がいきなり怪我してしまいました。
その後もなんだかドタバタがおきて、心が落ち着かず私の夫ともケンカばかりでした。
今思うとなんであんなにケンカのパワーがあったのか(笑)懐かしいくらいです。
本当の凶作用は新築の家に住んでから起こった
工事中もドタバタでしたが、なんとか無事引っ越しすることができたのですが…
生活は特に支障なく暮らせていましたし、新しい家で家族そろって過ごせる平和で温かい家庭なんていうイメージでしたが、
住み始めて間もなく私自身の身体に変調を感じるようになりました。
今までも頭痛はしばしばおきていましたが、今までの頭痛とは明らかに違う激痛に見舞われるようになったのです。
はじめは気のせいかな。疲れかなと思っていた私ですが、だんだん尋常ではない痛みにさすがに病院に行かなくては…
と考えるようになりました。
知人の医師に診断をお願いするとなんと脳に血種ができていたのです。
しかもその大きさゴルフボール大というのですから驚きです。その大きさのため視神経にも影響がでてドアをすり抜けたつもりがドアにぶつかり
洗いものをすると見えていないので食器を落とし、生活にも大きな支障がでるようになりました。
何よりも頭痛は日増しに激痛に変わり、寝ていても痛みが続き心の平安が奪われていったのです。
当時私がお坊さんや、気学の先生にまず家を建てる時期を聞いていなかったわけではないのです。
ただわかっているけど、どうしてもその時期まで待てない!衝動的な思いで工事を決行した結果このような状態を招いてしまったのですね。
自分で勉強しながら、それを良い方に活かしきれないなんて、これこそ私の業なのだなとつくづく思いました。
結局頭は手術をすることになり1か月近い入院生活をおくることになりました。
方位を犯すと、今まで順調だったものも、停滞したり悪化するということが身をもって体感してしまったということでしょうね。
私の犯した凶方位は南だったのですが、南って頭や目などに作用を及ぼすといわれています。
手術した後、視神経も一部見えないところが残るかもとの診断でしたが、ここはなんとか視力も取り戻しホッとしましたね。
2年経過してまた同じ頭痛が!
やっと正常な生活を取り戻し、家でも落ち着いてきたと思ったのもつかの間、ある朝また以前と同じような頭痛が蘇ってきました。
血種取り除いたはずなのに、絶対同じ場所にできていると確信的な思いがありました。
検査の結果!なんとまた再発です。今度は2㎝くらいの大きさでした。さらに血管の奇形でその部分を取らないとまた再発するとのことで
血管から奇形の部分を取り出す手術も行うことに…いわゆる女性の厄年でしたが、ホントにものすごい厄をこうむったなというのが実感でした。
さらに不運は続く
手術も無事終わり、家に居住して3年くらいたった時さらに追い打ちかけられました。
実家が事業をしていて、手形詐欺にあってしまったのです。
その結果いろいろな経緯を経て我が家も手放すことに…
もはや恨む気持ちはなく、ああ!凶方位のパワー恐るべしとそこから気を取り直して気の流れに逆らわず、吉方位はなるべく取りにいき
今までの学習の効果をここから本気で実践してみようという気持ちになったのです。
思えば悲惨な状況にならないと気がつかないなんて情けない話ですけどね。
気づきを与えられて家族の健康や幸運を、実際に気学の力で取り入れていこうと思いました。
そこからの体験談はまた次回詳しくお伝えしたいと思います。
まとめ
九星気学は日本でもポピュラーな占いで、昔の人なら誰でも暦をみて生活に密着したものだったと思います。
今では九星気学について知らない人も多いと思いますが、知って生活すると、自然の現象に沿った納得できる部分もあり物事を始めたときがいい時期や運気の悪さが停滞している時期などを予め知ることができ、予測の範囲で生活することで開運できることもあります。
私自身自分が大変な経験をしてから、運命の流れをうまく利用して人生を切り抜けてきました。
人生順調な時もあれば停滞するときもある。そんな時ちょっとの運気をアップする方位を用いることで停滞状態に風穴を開けられたらどうでしょうか。
ぜひあなたも今人生辛いなと感じたら九星気学のパワーをちょっとでも利用してみてくださいね。
次回の記事で私が運勢大逆転の道のりについてお知らせしますね。